真言の冒頭に独立する、最上の讃歎句「唵(オン)」

query_builder 2026/02/10
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梵字でよくみる文字「オン(唵)」


真言や陀羅尼の冒頭に出てくる文字「オン」についてみてみましょう。


梵語(サンスクリット語)では「オーム」

「唵」の字は一切を貫く、唵音は実にこの一切(宇宙)なり」sam̅avad



古代のバラモン教では、唵(おん)は梵の一字表現であると同時にa・u・mを

三ヴェーダに当て、ビシュヌ・シヴァ・ブラフマンの護持・破壊・創造を司る三神に配します。


密教では真言の代表句となり、唵字一字をもって法・報・應の三神に配し、揄伽行と

結びついて、これを観想すれば彼岸に到達し得る梵船になるとも言われています。


釈尊修行の六年間、苦行の最後に空中から化仏の教示を受け。鼻端に月輪を想い、

月輪の中に唵字観を修して、始めて無上の悟りを開いたと伝えられる。ア・ウ・ムの

三音節に分解されるこの梵字は、万象をこれに配当して再び全体が「オン」の一語に

統合され、万有の象徴としてこれを有声の梵としました。即ちこの知覚し得る有声の梵

によれば、無声の梵に到達して梵我一如の境に至り、愚痴、妄執を脱して無我・空を覚知すると説きます。また、その重要性から唵字観もあり、ある時代には唵字信仰もありました。


正統的に、或いは文法的に特例ではあっても、密教ではノゥマク(帰命し奉る)と同義に

使用される場合もあります。


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赤観梵楽

住所:奈良県吉野郡大淀町北野106-3

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